「台湾人権と音楽の継承  高一生、三世代が紡ぐ家族の歌」展5/19~7/23

台湾文化センターからの広報を転送します。

jp.taiwan.culture.tw/News_Content2.aspx?n=365&s=236880 より

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阿里山から響く、歌による命の交響曲。

沈黙と抑圧の時代を越えた、ひとつの家族の物語。

本展では、台湾原住民族ツォウ族の文化人・高一生と、その娘・孫たちに至る「高家三世代」の軌跡を紹介します。

 戦前・戦後を生き抜いた高一生は、教育者、思想家、音楽家、詩人として自由と自治を求め、白色テロの犠牲となり命を絶たれました。

 その長女・高菊花は、父の死後、本名を隠して「パナナ」として歌手となり、表舞台で輝きながらも政治的に利用され、沈黙を強いられた人生を歩みます。

 そして現代、孫たちは音楽家として祖父の精神を受け継ぎ、台湾の記憶と原住民族文化を世界へと響かせています。

 獄中から家族へ宛てた手紙や遺書、楽譜、写真、映像資料などを通じて、ひとつの家族の歩みから、台湾における人権の歴史を体感できる展示です。

どうぞ足をお運びください。

 

海報(0519-0723)会場:東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階
展示期間:5月19日(月)~7月23日(水)
    【5月19日(月)に限り15:30から一般公開】
開館時間:平日10:00~17:00(※イベント開催時のみ土日祝も開館)
入場無料
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター