2010年度活動報告

※当会の年度は6月1日から翌年5月末までです。

年次総会

2010/7/4 2010年度年次総会が行われました。

 

例会・会員活動報告

2010/7/21 ~タロコの周美花さんの個展

会員の周美花さんの個展が、7 月21 日から25 日まで銀座のNORI GALLERY で開催されました。周さんは東京芸術大学で今年、博士号を取られており、個展終了後に台湾に戻られ、台北の大学に就職されるそうです。

 

2010/7/25 台湾基督長教会のタイヤルご一行来日

 台湾基督長教会のタイヤルご一行が来日されました。一行は、台湾基督長教会タイヤル中会奎輝教會の松年団契(高齢者会)の賛美文化交流チームで、今回リムイ牧師に率いられて、総計32 名が来日。教会での行事を終えたあと、新宿のレストランで夕食を取りました。

 

2010/9/26 シェフ会無事終わる

 今回の千々岩シェフの会は、総勢11名の方が参加しました。会場では、渡邊さん持参の台湾の温泉や知られざる観光ポイントを紹介するビデオを観た後、千々岩シェフ渾身の料理をいただきながら山本所有のDVD『台湾人物百年誌 高一生編」を観ました。原住民族だけでなく、台湾をめぐるよもやま話で盛り上がりました。千々岩シェフによる本格台湾料理が来年も楽しみですね。

 

2010/11/13 タオのマラオスさん来日 

 原住民電視台のプログラム部ディレクターのマラオスさん( タオ) が研修のため11 月に短期間来日され、囲む会が会員内外11.5 名の参加を得て東京は駒込の琉球センター” どぅたっち” にて行われました。マラオスさんは、当会の会友であるルギィさんのお連れ合いであるイブンさんとともに原住民のミュージシャンたちのユニット「原音社」のメンバーとして活躍されていました( イブンさんは1997 年「先住民音楽彩祭」で来日)。

ボーカルを務められていた自慢の喉をこの日も聞かせてくださいました。なお、マラオスさんからは原住民電視台で放送されたマラオスさん制作の「黒潮 love story」という番組のDVD を当会宛にいただいています。

 

2011/2/13 王ママを囲む会、つつがなく終わる

 アメリカはサンアントニオにお住まいのプユマの王シンメイさん、 通称ワン・ママ( 往年の名歌手萬沙浪の姉君で、ご自身も元歌手、 現在アメリカ在住の台湾原住民族のキーパースンとして活躍中)が来日・上京される ことになり、13 日午後王ママを囲む会を急遽設けました。

 この例会は、二次会からの参加も含めて延べ16 名の参加者を得て和やかに行われました。王ママはお友達のGloriaさんとご一緒に登場。お医者様だったおじいさまや警官だったお父様の写真もアメリカからわざわざお持ち下さり、その頃の昔話やアメリカでのエピソードなどを交えて日中英語を混ぜてお話し下さいました。プユマの祖霊に捧げる歌も歌って下さったので、計4 言語が飛び交う会となりました(^-^)。

 

2011/3/24 ツォウの皆さん来日予定を中止

3月21 日から3月24 日まで阿里山ツォウの皆さん約22 名が東京・神奈川・伊豆などを訪ねられることになり、その最も重要な目的は当会会員との交流とのことでした。しかしこの件は、その後東日本大震災がおきたことから、残念ながら今回は中止( 延期) すると、団長の高英傑さんから馬場美英さんの方にご連絡がありました。

 

その他

会友の三田裕次さんより寄贈

会友の三田裕次さんより、台湾番族慣習研究8冊、蕃族調査報告書8冊、番族慣

習調査報告書8冊をご寄贈いただき、世話人の山本芳美さん都留文科大學の研究

室にて保管させていただきました。またそのほかにもCD や一般向け書籍等多数

ご寄贈いただきました。また、9/26 の千々岩シェフ会にて、同じく三田裕次さ

んよりご寄贈いただいたタイヤル織物を参加者で小分けにしていただきました。

 

那須の平田寛さんの「亜細亜美術工芸館」閉館

 会員の平田寛さんが那須高原に開いていらっしゃった「亜細亜美術工芸館」を

喜寿を迎えられたこともあって、2010年末で閉館されたとのお知らせをいただ

きました。事務局も、会員の小島武彦さんとご一緒に工芸館をお訪ねしたことが

ありました。平田さん、12 年間お疲れさまでした! 今後は、「茶禅謡– 爽雲庵」

として研鑽の場に生かしていかれるとのことです。